高校生の学習の重要性

2021年10月12日(火)

こんちにわ。元住吉の個別指導塾オールA塾です。

 

ここ10年ほどで大学入試は大きく変わりました。

さまざまな入試制度が導入されましたが、そのどれもの共通している点は、高校の成績が加味されるという点です。

私もこの川崎中原エリアで仕事をして長いですが、多くのお子様が高校受験をゴールと考え、「これで一安心ですね」といってそこで勉強を終えてしまい

特に公立高校の生徒さんでは、学校で一般受験用のカリキュラムが組まれていないのに、なんのサポートもうけず3年生を迎えてしまうケースが多々見受けられます。

AOや推薦型入試の特徴は、積み重ね型である点です。

これまでの業績や資格の履歴などは1年次から意識してこつこつやっていかないと突然とれるものではありません。

 

この川崎中原エリアのお子様や保護者様の多くがこの事実を知らず、高校受験が終了した段階で「これで一安心ですね」と考え、お子様を放置してしまった結果、一番難易度の高い大学受験の対策が遅れ、結果的に難易度の高い高校に入っていても、浪人したり進学先が不定になってしまったりするケースをほんとうに多く見ます。

逆に、意識をして過ごしていったお子様の多くが、これまでの大学受験のような受験戦争にまきこまれず、健やかに大学進学を果たしていっています。

 

首都圏の受験事情は、長い間、難関私立中高一貫校によって支配されてきた歴史でした。

それを可能にしていたのは、私立の独自カリキュラムであり、また、優れた人的資源の存在でした。

一方で都立県立を問わず多くの公立高校は、東大をはじめとした最難関大への進学において一歩遅れをとる状況が長く続き、時には「4年制」などと揶揄されることすらありました。

しかし、その潮流に一石を投じることになっているのが昨今の大学入試の変化です。

いわゆる筆記試験オンリーの学力テストによる一般受験は、特に中堅私立大を中心に年々減っていきました。

これについては、大学側の事情が大きく関わっていますが、長くなりますので、別途論じることといたします。

学力テストにおきかえて、人物を見る推薦型の入試を増やした結果、特に、客観的な指標となりうる高校の成績、資格の有無、活動成果などが評価されやすくなり、これは、一般的な公立高校に通う高校生が、難関私立学校に通う高校生と比べて学校外の時間を設けやすいことから、有利に働く要因と言える側面も有しています。

 

現在でも東大を中心とした最難関大突破を目指す場合、圧倒的に中高一貫教育を行える難関私立が優位な状況に変わりはありませんが、中堅以下の私立大については、苛烈な受験勉強を経ないでも、合格することができるような制度になっているとも言えます。

また、これらの制度で要求されることは結局のところ、お子様と保護者様自身が、よくご本人たちの資質や志向などを理解し、どう生きていくかを主体的に考え、歩むことを要求されており、お子様自身も自分が何をしたいかに向き合う時間とすることも可能です。

 

大学受験という場が、科挙さながらに、社会に出てから役に立たない受験知識の競い合いであるという批判は長いこと日本社会に存在しました。科挙試験の四書五経よろしく暗記中心、パターン学習中心の学習は、「解答できない問題」への対応力のなさを、学歴エリートたちに植え付け、結果的にことなかれ的な官僚を大量に生み出し、夜郎自大的な官僚支配の構図を日本社会に招いて来た側面は否定できません。

 

そのような構造の中、社会変動を起こす一つの起因として当塾では現在の大学入試の変容をとらえており、単に旧帝大を中心とした最難関大に入りさえすればいいというものではなく、自分はどう生きるかお子様自身が主体的に考え、自分と向き合う時間にすることも可能なはずであると考えております。

高校3年間を単に浪費の時間に使うか、それとも、自分に向き合って社会に進んでいくための最初の一歩とできるのか、それを選ぶのはお子様と保護者様自身です。

 

当塾では、可能な限り、お子様と向き合い、そのお子様が心の底でほんとうはやってみたいと思っていること、そして、実現可能なこと、これらのことを一緒に探し、それを実現するための大学受験を成功させるため、毎日、お子様たちとの対話を行っています。

もし、この文章を見て、少しでもいまのお子様の状況に合致しているものがあるとお考えの方がいたらぜひコンタクトしていただければ幸いです。

 

 

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